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1月

「母性看護学」

 今月は『母性看護学』です。得意と苦手が分かれる科目ですが、出題傾向が年によって大きく変わる科目ではありません。思春期、成人期、更年期の特徴、正常な妊娠・分娩・産褥、妊娠高血圧症候群、胎盤異常などです。第103回は状況設定問題が、過去問題の類似した出題でしたので、非常に点数が取りやすかったです。近年では新生児の出題が目立ちます。覚えることは確かにたくさんありますが、本試験まであと少しです。気合いを入れて学習していきましょう!

  • 問題1
  • 問題2
  • 問題3
  • 問題4
  • 問題5
  • 問題6
  • 問題7
  • 問題8
  • 問題9
  • 問題10

問題1

母子保健法で正しいのはどれか。
  • 1.妊産婦健診は都道府県が実施する。
  • 2.母子健康手帳は市町村から交付される。
  • 3.不妊手術後は市町村に届け出る。
  • 4.低出生体重児の届け出は主治医が市町村に行う。
  • 5.未熟児養育医療は都道府県が実施する。
解答の上にマウスを合わせると解答をご覧いただけます

問題のポイント

母子保健の要となる母子保健法の概要をおさえましょう。

解説

母子保健法は、平成24年に改正され、規定事項のほとんどを市町村が実施することになった。

  1. ×…妊産婦健診、乳幼児健診は市町村が実施する。
  2. ○…妊娠の届出は市町村長へ行い、母子健康手帳は市町村が交付する。
  3. ×…不妊手術については母体保護法に基づき、行った医師が都道府県知事に届け出を行う。
  4. ×…低出生体重児の届け出は、保護者が速やかに市町村へ届け出る。
  5. ×…未熟児養育医療は市町村が実施する。

Check & Check

■ 母子保健法

【1】健康診査
妊産婦健診、乳児・1歳6ヵ月児・3歳児健診を市町村が実施。なお、妊産婦健診は平成10年から、乳幼児健診は平成12年から一般財源化された。
【2】妊娠の届出と母子健康手帳
市町村長に妊娠の届出を行うことで、市町村から母子健康手帳が交付される。
【3】低体重児(出生時2,500g未満)の届出
保護者がすみやかに市町村に届出を行う。
【4】未熟児養育医療
未熟児に対する医療給付制度(所得に応じて、一部自己負担がある)で、実施者は市町村である。
【5】訪問指導
訪問指導(未熟児含む)は市町村が実施する。
【6】母子健康センター
市町村が母子健康センターを設置。市町村母子保健活動の拠点。保健指導部門と助産部門があるが、保健指導の充実強化から保健指導部門に力を入れている。

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