とうとう12月になりましたね~!
あっというまに、クリスマスがきて、お正月がきて、国家試験がやってきますね(*^▽^*)
さて、先月に引き続き「脳が大事だと認識すること」の最後の3つ目とは~?
「他の情報と関連づいた情報」です!
赤血球の代謝を例に挙げて見ていきましょう。
赤血球の寿命がきて壊れたとき、体内ではビリルビンというものに変わります。
最初は間接ビリルビンというものになりますが、これは脂溶性で毒性も強いので、このままの形で捨てようとすると多くの臓器にダメージが起きてしまいます。
そのため、解毒器官である肝臓で安全な形の水溶性の直接ビリルビンに変えられます。
ビリルビンは日本語でいうと胆汁色素。胆汁の色のもとですね。
ということは胆汁の材料のひとつということです。
その直接ビリルビンといくつかのものを肝臓で合成して、胆汁となります。
胆汁は胆嚢で蓄えられていますが、食後には胆嚢から出て消化を助けたり、それが十二指腸から流れて便として捨てられていきます。
だから皆さんの便は、あの色になるのですw
簡単に赤血球の代謝の流れを書きましたが、要はビリルビンは「間接ビリルビン」と「直接ビリルビン」の2種類があるのですが、
だんだん「先にできるのは、どっちだったっけ〜?」とわからなくなったりします。
そこで、もう一つ他の情報を関連づけてあげます。
例えば「ビリルビンは直接捨てられる形に変えてから捨てている」と覚えます。
すると「直接」ビリルビンになって捨てる、ということは直接ビリルビンが間接ビリルビンよりも後になる、ということが繋がって出てくるわけですね。
そのように、別の情報をつけておくと、脳から取り出す時にその情報も連なって出できやすくなります。
そのように、いろいろなストーリーをくっつけて覚えるのも良いですね~♪
