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1. ×…蛋白質が合成される場所である。
2. ×…主にエネルギーが産生される場所である。
3. ◯
4. ×…不要になったものなどの分解を行う。

DNAは、ヌクレオチドという鎖に、4種類の塩基（A・T・G・C）が結合したものが、2本、らせん状にねじれて結合している。
2本の鎖の、AはTと結合し、GはCと結合するようになっている。

・核内にあるDNAの二重らせんの1本がｍRNA（伝令RNA/メッセンジャーRNA）に転写（コピー）される。

・転写（コピー）されたｍRNAは核から出て、細胞質のリボソームに伝えられる。

・細胞質では、tRNA（運搬RNA/トランスファーRNA）がアミノ酸をリボソームに運ぶ。

・リボソームにある1本のｍRNAにアミノ酸が結合され、蛋白質が合成される。これを翻訳という。

精子と卵子は、46本ある染色体を減数分裂により半分にし、精子と卵子に含まれるそれぞれ23本の父由来と母由来の染色体を受け継いで、46本の染色体をもつ受精卵となる。

1. ×…男性にも女性にも生じる。
2. ×…すべての染色体で生じる。
3. ×…細胞は大きく体細胞と生殖細胞に分けられ、体細胞は脳や筋肉・内臓・骨・皮膚などの身体を構成する細胞で、生殖細胞とは卵子や精子のことである。減数分裂とは、生殖細胞の分裂様式である。
4. ◯

■ 減数分裂

1. ◯
2. ×…筋組織である。
3. ×…汗腺は、外分泌腺として上皮組織の中の腺上皮に分類される。
4. ×…神経組織である。
5. ◯…コラーゲン繊維は、結合組織を構成する主要なタンパク質である。

細胞内液で最も多い電解質はカリウムイオンであり、細胞外液で最も多い電解質はナトリウムイオンである。

身体は細胞の集まりであるため、そのひとつひとつの中に水分があり、それは身体の水分の3分の2を占める（40％）。細胞が生きるために、細胞を取り囲む環境のひとつとして細胞外液（血液と間質液）がある。
細胞内液と細胞外液では、その組成が異なる。

■ 細胞内外のイオン

	主要な陽イオン	主要な陰イオン
細胞外液 細胞内液	Na+ K+、Mg2+	Cl-、HCO3- HPO42-

液性免疫とは、B細胞が抗体を産生して、その抗体と抗原（敵）が結びつくことにより、無毒化する反応のことである。
B細胞は、活性化すると形質細胞となり、その形質細胞が抗体を産生する。抗体は免疫グロブリン（γグロブリン）ともいう。

1. ×…貪食細胞は、好中球・単球・マクロファージ等である。
2. ○
3. ×…液性免疫は、B細胞が主体である。
4. ×…細胞性免疫の説明である。

■ 細胞性免疫と液性免疫

1. ×…血管を拡張させ、熱を放散させる。
2. ×…血管を収縮させ、熱放散を防ぐ。
3. ×…心機能や肝機能を抑制させ発熱量を減少させる。
4. ◯

1. ×…糖質は、グルコース、フルクトース、ガラクトースなどに消化される。
2. ×…炭水化物は、糖質と食物繊維を合わせたものである。食物繊維とは、消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分をいう。
3. ◯…タンパク質は、消化（分解）されてペプチドとなり、一番小さな形になったものがアミノ酸である。
4. ×…脂質は、脂肪酸とモノグリセリドに消化される。

■ 消化のしくみ

1. ×…網膜の杆状細胞のロドプシンの材料となったり、細菌に対する抵抗力を増大させたりする。赤血球合成に必要なのは、ビタミンB12や葉酸である。
2. ×…補酵素として働く。消化管に働いて食欲増進させる。神経機能の調整を行う。
3. ×…カルシウムやリンの吸収を促進する。
4. ◯

1. ×…下垂体後葉ホルモンであるバソプレシンは、血漿浸透圧が上昇した際に分泌が亢進し、腎臓から水を再吸収することで血漿浸透圧を低下させる。
2. ○…甲状腺ホルモンであるサイロキシンやトリヨードサイロニンは、全身の細胞の代謝促進する。そのため、蛋白異化（分解）が亢進する。
3. ×…副甲状腺ホルモンであるパラソルモンは、骨吸収（カルシウムを骨から血液に溶かす）を促進するため、血中カルシウム濃度を上昇させる。
4. ×…副腎皮質ホルモンであるコルチゾルは、糖新生作用により血糖値は上昇する。