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12月

「小児看護学」

『小児看護学』は、例年正答率が高いものが多いです。
頻出問題は健康な小児の成長・発達、小児看護で特有の看護技術、小児でよくみられる疾患(先天異常・感染症など)や関わり方などです。

  • 問題1
  • 問題2
  • 問題3
  • 問題4
  • 問題5
  • 問題6
  • 問題7
  • 問題8
  • 問題9
  • 問題10
  • コラム

問題1

肥満度の計算式で正しいのはどれか。
  • 1. 体重 (kg) ÷ 身長 (m)2
  • 2. 体重 (g) ÷ 身長 (cm)2 ×10
  • 3. ( 実測体重kg − 標準体重kg ) ÷ 標準体重kg ×100
  • 4. 体重 (g) ÷ 身長 (cm)3 ×104


解答の上にマウスを合わせると解答をご覧いただけます

問題のポイント

成人のBMIの計算問題と同様に、小児の発育評価も計算問題で出題されたこともある「肥満度」や「カウプ指数」は、覚えておきましょう。



解説

  1. ×…BMIである。
  2. ×…カウプ指数である。
  3. ×…ローレル指数である。


Check & Check

■ 指数による評価

指数 計算式 大まかな評価基準
カウプ指数
*生後3ヵ月以降の乳幼児の発育栄養状態の判定

体重 (g)

身長 (cm)2
×10
22以上:太りすぎ
19〜22:優良または肥満傾向
15〜19:正常
13〜15:やせ
10〜13:栄養失調
10未満:消耗症
ローレル指数
*学童期や思春期の発育状態の評価

体重 (g)

身長 (cm)3
×104
160以上:肥満
140付近:標準値
100未満:やせすぎ
肥満度(%)
*1998年度から幼児の健康診査などにおいて採用

実測体重 (kg) − 標準体重 (kg)

標準体重 (kg)
×100
+20%以上(幼児期は15%以上)は肥満 
+20%以上+30%未満:軽度肥満
+30%以上+50%未満:中等度肥満
+50%以上:高度肥満
−20%未満(幼児期は15%以下)はやせ
−20%以上+20%未満を標準体重
※標準体重については、身長70〜118cmの幼児は『平成22年度乳幼児身体発育調査』の結果から求められた身長別標準体重を使用するのが一般的。学童期は、『学校保健統計調査』の結果から求められた年齢別体重の平均値を使用するのが一般的。

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