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11月

「老年看護学」

『老年看護学』の頻出問題は、加齢変化、高齢者の特徴、高齢者特有の疾患、高齢者を取り巻く社会環境、法整備などです。
今月も基本事項を、問題を解きながらおさえていきましょう。

  • 問題1
  • 問題2
  • 問題3
  • 問題4
  • 問題5
  • 問題6
  • 問題7
  • 問題8
  • 問題9
  • 問題10
  • コラム

問題1

平成27年の総務省の出した『統計からみた我が国の高齢者』について、正しいのはどれか。
  • 1.75歳以上の高齢者の総人口に占める割合である。
  • 2.老年人口は23.0%となっている。
  • 3.女性が男性より多い。
  • 4.80歳以上人口は1000万人未満である。


解答の上にマウスを合わせると解答をご覧いただけます

問題のポイント

この問題のように『統計からみた我が国の高齢者』というものを知らなくても、焦る必要はありません。統計は、大きな推移を押さえておくことが大事です。



解説

  1. ×…65以上の高齢者の総人口に占める割合である。
  2. ×…26.7%と過去最高である。
  3. ◯…女性の方が約459万人多い。女性の方が寿命が長いため、人数も多い。
  4. ×…初めて1000万人を超えた。


Check & Check

■統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで-

(2015年9月総務省)

1. 高齢者の人口(人口推計)
・高齢者人口は3384万人、総人口に占める割合は26.7%と共に過去最高
・80歳以上人口が初めて1000万人を超える
・日本の高齢者人口の割合は、主要国で最高
2. 高齢者の人口移動(日本人移動者)(住民基本台帳人口移動報告)
・東京都や大阪府などで転出超過
・高齢者の都道府県間移動率は男性が65~69歳及び90歳以上、女性は80歳以上で比較的高い傾向
3. 高齢者の就業(労働力調査)
・高齢者の就業者数は、11年連続で増加し、681万人と過去最多
・就業者総数に占める高齢者の割合は、10.7%と過去最高
・日本の高齢者の就業率は、主要国で最高
・高齢雇用者の7割超は非正規の職員・従業員
・「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最多の理由
・妻が高齢者の共働き世帯は12年間で2.8倍に増加
4. 高齢者の家計(家計調査、家計消費状況調査)
・交際費、保健医療への支出割合が高い高齢無職世帯
・健康に気を配り、旅行などの趣味を楽しむ高齢者
・高齢者世帯の貯蓄現在高は1世帯当たり2499万円
・12年間で5倍に増加した高齢者世帯のネットショッピングの利用
・医薬品・健康食品の支出割合が高い高齢者世帯のネットショッピング
・高齢者世帯の3割が電子マネーを利用
5. 高齢者の暮らし(全国消費実態調査)
・携帯電話の普及率は高齢者世帯の方が高い

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