もう迷わない 就活の基本ステップ

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Step7-2
面接のポイントを押さえよう!

採用試験において、最も重視される面接試験。
まずは相手に失礼のないよう基本的なマナーをおさえることが大切。そして面接中は、
採用担当者の質問の意図をきちんと理解して、自分の思いをすべて伝えましょう。

面接試験の基本マナー

入室〜着席

1控え室で名前を呼ばれるまで静かに待つ
居眠りやマンガを読むこと、他の受験者との私語は禁物です。携帯電話(スマートフォン)の電源はオフに。呼ばれたら返事をして面接室へ向かいます。
2ドアを3回ノックしてから入室
ノック回数は、3回がベターです。「どうぞ」と言われたら入室します。
3入室後、すぐに「失礼致します」の一言を
面接官に完全にお尻を向けない程度に、ドアの方を向いて両手で閉めます。面接官に向き直り、「失礼致します」と言って一礼し、椅子の左側へ向かいます。
4学校名、名前を言い、「よろしくお願い致します」のあとに一礼を
はっきり発音し、気持ちゆっくり話すのがポイントです。声のトーンはファかソの音を意識すると通りやすく美しい声になります。お辞儀の角度は45度が丁寧なお辞儀に見えます。鏡の前で練習するとよいでしょう。
お辞儀の角度と着席時のステップ

着席〜面接中

5「どうぞ」の言葉の後、「失礼致します」と言ってから着席
面接官の一言がある前に着席しないようにします。荷物は椅子の脇に置き、背筋を伸ばして腰をかけ、手はひざの上に置きます。ひざは、男性は肩幅くらいに開き、女性はひざ頭をつけ足先はきちんとそろえましょう。
6「〜です」「〜ます」など答えは語尾まで自信を持ってはっきりと
相手の目もしくは口の辺りを見て質問に答えましょう。「〜かなと思う」など曖昧な表現をせず、はっきりと言い切る形で意見を伝えます。ダラダラ話さず、結論から話すと相手に簡潔に伝わります。

退室

7「これで終わります」と言われたら「ハイ」と言ってすぐ椅子の横に立つ
緊張で椅子から立つ際によろける人が多いのですが、自然に立ちましょう。
8「ありがとうございました」と言って一礼。ドアまで歩き、静かに外へ
最後まで気を抜かずに、はっきりとお礼を述べて一礼します。ドアの前まで行ったら向き直り、「失礼致します」と忘れずに挨拶しましょう。面接官にお尻をなるべく見せないように、身体をドアの方へ90度ほど回転させて、静かに退室。ドアノブに手を添えて静かにドアを閉めます。

敬語の使い方

動詞 謙譲語 尊敬語 丁寧語
言う 申し上げる おっしゃる 言います
聞く うかがう・お聞きする お聞きになる 聞きます
見る 拝見する ご覧になる 見ます
する いたす される・なさる します
いる おる いらっしゃる います
行く うかがう・参る いらっしゃる・
おいでになる
行きます
もらう いただく お受けになる もらいます
知る 存じ上げる ご存知・ご承知 知ります
会う お目にかかる・
お会いする
お会いになる 会います
思う 存じる 思われる・
お思いになる
思います
間違えて使っている人いないかなー?

面接で見られるポイントを知ろう

面接で主に見られる点を挙げてみました。面接官の視点を押さえ、適性をある程度備えているか、身につける意欲や素養があるかをPRしましょう。

①コミュニケーション能力

世代・性別を問わず患者さんや家族に向き合い、状態や悩み・希望などを的確に捉えること、また看護や治療の内容などを理解するために必要な能力です。

②共感力

患者さんや家族の気持ちに寄り添うことが求められます。

③責任感・倫理観

人々の命と健康を預かる看護の仕事では欠かせません。雑な仕事をしない『几帳面さ』『まじめさ』とも言えます。

④協調性

チーム医療が一般的なので、多職種で協力しあって仕事を遂行する力は不可欠です。

⑤忍耐力(精神力+体力)

忙しさや責任の重さに負けずに、患者さんと家族を支え続けるために必要です。気分転換の上手さも能力のひとつです。

⑥学ぶ姿勢

最良の看護・医療を提供するには、新しい知識や技術を吸収し続けることが必要です。特に新人のうちは、不明点を素直に聞いて学ぶ姿勢が求められるでしょう。

⑦健康・笑顔

自分が心身共に健康でなければ、よい看護の提供はできません。患者さんや家族を勇気付ける笑顔も大切です。

質問に対する答え方のポイントを押さえよう

【志望動機】

■当院を志望した理由を教えてください。

『病院独自の魅力や特色』と『自身の看護観や将来像』をつなげることが重要になる。『病棟の雰囲気が良かった』など、それだけでは不十分。具体的にどんな点を見て、なぜそれを魅力に感じたかを掘り下げて答えると説得力が増す。

【看護観】

■看護師になろうと思ったきっかけは何ですか?

立派なことを言う必要はありません。『人の役に立ちたい』ならば、看護師の仕事を通じて『人の役に立つ』とは何か? 数多く存在する仕事のなかで、なぜ看護師を選ぶのか? 自分なりの言葉で話すことが大切。

【長所・短所・自己PR】

■あなたの長所・短所を含めて自己PRしてください。

長所は、看護師に求められる適性に合致するものを、短所は、裏返せば長所と言えなくもないものを、具体的なエピソードを交えて挙げる。また、短所は改善のために心がけていることも付け加える。

【将来の目標】

■将来、進みたい道や希望などをどのようにお考えですか?

いきなり「訪問看護師になりたい」など一方的に希望を話さず、一人前の看護師になってからという前提と、病院の特性・方向性を踏まえて答える。

【併願・進学の状況】

■他の病院との併願はされていますか?

正直に答えて構わないが、併願先とその病院の特徴があまりにも違うと志望動機を疑われてしまう。特徴の似た併願先を挙げると、自分なりの基準に基づいて病院選びをしているという印象を与えられる。

【病院への質問・希望】

■何か質問はありますか?

「特にありません」や資料に載っていること、自分の希望ばかりを聞くのは避ける。事前に病院研究を行い、質問をいくつか考えておく。

面接形式の例をチェック!

【個人面接】
個人面接
1対1または採用担当者数名対1で行う。一人にかかる平均面接時間は、20〜30分程度。よく聞かれる志望動機や看護観は、内容を整理しておこう。

【グループ面接】
グループ面接1
2〜4名の採用担当者対複数の受験者という形式。具体的な話をして自分らしさを表現すること、他の人の話にきちんと耳を傾けることがポイント。

Step7-2のまとめ

態度、言葉遣い、身だしなみ。
普段から気をつけて過ごそう!

面接だからと言って急にとりつくろっても、人事のプロである採用担当者にはお見通し。話し方や考え方、一つひとつの動作に、人柄ってあらわれるものなんだって。これだけは一夜漬けでは無理だから、日頃から意識して過ごしていこう。

使っちゃダメ!学生言葉

  • 看護方針「とか」、理念「とか」〜
  • 楽しそうに働いている「って感じで」
  • 実習が、「超」大変だったので
  • 「〜ってあるじゃないですか」
  • 私「的」には、「やっぱ」看護師って
次回予告
次回予告

面接はどうしても緊張しちゃうけど、できるだけリラックスして
素直に話すことができればいいな。みんなも頑張ってねー!
さて、次回のテーマは「小論文のポイントをつかもう」だよ。
そう、採用試験は面接試験だけではないのです。
傾向と対策、きっちりおさえて内定をめざそう〜!

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