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8月

「疾病の成り立ちと回復の促進」

『疾病の成り立ちと回復の促進』は、病理学、薬理学、微生物学の範囲から出題され、苦手意識を持ちやすい科目ですね。時々、ぐっと難しい問題もありますが、ほとんどは基本的な問題ですので、しっかり押さえましょう!
先月に引き続き、今月も50問の○×特訓問題がありますので、その問題からもさらに落とし込んでいきましょう♪

  • 問題1
  • 問題2
  • 問題3
  • 問題4
  • 問題5
  • 問題6
  • 問題7
  • 問題8
  • 問題9
  • 問題10
  • コラム

問題1

次のうち、Ⅳ型アレルギーはどれか。
  • 1. 気管支喘息
  • 2. 溶血性貧血
  • 3. 全身性エリテマトーデス
  • 4. 接触性皮膚炎


解答の上にマウスを合わせると解答をご覧いただけます

問題のポイント

アレルギーは、Ⅰ型とⅣ型を問うものが多いため、まずはⅠ型とⅣ型にどんな疾患があるのかを押さえましょう。



解説

  1. ×…Ⅰ型アレルギーである。
  2. ×…Ⅱ型アレルギーである。
  3. ×…Ⅲ型アレルギーである。
  4. ◯…Ⅳ型アレルギーである。

Check & Check

■ アレルギー反応の分類

  名称 主体 原因 疾患 皮膚反応



Ⅰ型 即時型
アナフィラキシー型
IgE アレルゲン
(外因)
気管支喘息、花粉症
アレルギー性鼻炎
アナフィラキシー
蕁麻疹
薬物アレルギーの一部
15〜20分
発赤と膨疹
Ⅱ型 細胞傷害型 IgG
IgM
外因
内因
(細胞膜)
血液型不適合輸血
溶血性貧血
リウマチ熱
血小板減少症
グッドパスチャー症候群
数分〜数時間
Ⅲ型 アルサス型
免疫複合体型
IgG
IgM
外因
内因
血清病、関節リウマチ
全身性エリテマトーデス
急性糸球体腎炎
3〜8時間
紅斑と浮腫
免細
疫胞
 性
Ⅳ型 ツベルクリン型
遅延型
T細胞 外因
内因
移植による拒絶反応
接触性皮膚炎
ツベルクリン反応
24〜72時間
紅斑と硬結
※薬物アレルギーは、実際にはいくつかのアレルギー型が関わっているものが多く、I〜IV型に分類することは困難である。

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