どんどんと暖かくなってきましたね〜。
なおこ先生は、新緑の季節のエネルギー溢れる感じがとても大好きです。
皆さんはどの季節が好きですか?
さて、今回は、第107回の試験から変わる出題基準について①
多くの方(特に受験生より学校の先生方)は、この出題基準の変更でドキドキされていることと思います。
まず出題基準って何? って思っている方。
出題基準とは、厚生労働省が看護師国家試験はこの範囲から出しますよ〜! と教えてくれている試験の羅針盤のようなもの。
社会は常に変化しています。医療や看護の世界でも、日進月歩でいろいろなことが発見されたり変化していますよね。
そんな変化に合わせて、看護教育のカリキュラムも定期的に変わります。するとそれに伴って、国家試験の内容だって定期的にアップデートされていくわけです。
それが、出題基準の変更ですね。
ということは、何か目新しいものがどんどん追加されているのか? というと、そうではなくて
皆さんが日々学校で学習している内容に合わせて変化していると言ってもいいでしょう。
なのでまずここで焦り過ぎないことが大切ですよ〜!
その出題基準は、12の分野に分かれており、それぞれにいくつかの目標があり、その目標に沿って、大項目、中項目、小項目と内容が書かれています。
具体的に例をあげてみましょう。
必修問題の分野の目標Ⅰ.は、『看護の社会的側面および倫理的側面について基本的な知識を問う。』
その大項目として、『1.健康の定義と理解』という項目があります。
その大項目の中に、中項目として『A.健康の定義』というのがあり、さらにそれを説明するように小項目として、『a.世界保健機関<WHO>の定義』や『b.ウェルネスの概念』と書かれているのです。
と、いうことは?
WHOやウェルネスって何? ってことを押さえればいいじゃん! ってことですね♪
もちろん、すべての小項目をしっかり網羅しようと焦る必要はありません。
まずは、どんなものか出題基準を見てみましょう。
そして、知らない言葉ないかな〜? って見ていきましょう。
それも、ひとつの学習の方法ですね。
来月につづく。